尖圭コンジロームはパピローマウイルスと呼ばれるウイルスが、皮膚や粘膜に感染して起こる性行為感染症で、イボの一種と考えられる。 主にセックスで感染するが、手や物に付着したウイルスからも感染することがある。 最初は主に外陰部にイボができ、そこに違和感、掻痒感、疼痛を覚える場合もあるが、男性は何も感じないことが多い。 潜伏期間は1ヶ月から数年に及び、感染していても発症しない場合がある。 以前感染したものが体調不良などにより、ずっとあとになって突然発症することもある。 「早期治療しないと、男性は肛門の周りや尿道の入り口の内側に、女性は膣内に転移して治療が困難になります。また子宮ガンになる原因の1つとも言われています」 尖圭コンジロームの治療法は、ポドフィリンや5−FUという抗ガン剤の軟膏を患部に塗る薬物療法と、電気メスやレーザーで焼灼したり、液体窒素を使って凍結する方法がある。 それぞれ一長一短があり、どの方法を選択するかは尖圭コンジロームのできている部位、数、大きさ、硬さなどによって治療方法が異なる。 尿道内や膣内など外から見えない部分に広がった場合は、麻酔をかけて切除しなければ治せない。 徹底的に除去しておかないとウイルスが残ってしまい、再発のおそれがある。 軟膏は薬局などで入手できる場合があることから、「手術受けなくとも済む」と素人判断でこれに頼って治そうとし、再発するケースも多いようだ。 医師から完全な治療を受ければ、再発することはまずない。 |